【交通事故防止情報】降積雪期における輸送の安全確保の徹底について〜 雪道への備えの徹底を!! 〜
2019/12/02 10:00
12月に入り本格的な降積雪期を迎える中、大雪による主要幹線道路の不通や都市部の大規模な交通渋滞などの回避に向けた対策として、自動車運送事業者には輸送の安全確保の徹底が求められております。
会員各位におかれましては、降積雪期における輸送の安全確保のため、次の事項を再確認し、事故防止に努めるようお願いします。
事故防止アドバイス
気象情報や道路における降雪状況等を適時に把握し、以下の対策を講ずることにより、輸送の安全確保に万全を期すること。
- 積雪・凍結等の気象及び道路状況により、早期にスタッドレスタイヤ及びタイヤチェーンを装着するよう徹底を図ること。なお、スタッドレスタイヤへ交換する際は、ホイール・ボルトの誤組防止、締付トルクの管理を確実に行うこと。
- 点呼時等において、運行経路の道路情報、道路規制情報、気象情報に基づき、乗務員に適切な指示を行うこと。
- 積雪・凍結時における要注意箇所の把握に努めること。
- 気象状況が急変し、安全運行が確保できないおそれがある場合は、運行計画の変更等の適切な措置を講ずること。
- 乗務員に対して、スリップの要因となる急発進、急加速、急制動、急ハンドルを行わないよう指導するとともに、道路状況、気象状況に応じた安全速度の遵守、車間距離の確保について指導を徹底すること。