６月２８日、千葉県八街市内において、飲酒した運転者の自家用トラックが小学校児童の列に突っ込み、5名が死傷する事故が発生したことを受けて、国土交通省から通達が発出されました。

ご承知のとおり、飲酒運転は反社会的行為であるとともに社会的信頼性を著しく失墜させるものであり、引き続き、飲酒運転根絶に向けた取り組みの強化をお願い申し上げます。

また、県内でも、４月２８日、金沢市内において、下校中の児童が信号機の設置された横断歩道を横断中、乗用車にはねられて亡くなる事故が発生しており、県警察では、これらの事故を受け、登下校時の街頭監視のほか、飲酒運転や横断歩行者等妨害等の交通指導取締り等を強化しているところであります。

会員各位におかれましては、日頃より各種事故防止活動を推進のことと存じますが、同種事故の防止に努めていただきたく、以下の事項について徹底方お願い申し上げます。

飲酒運転根絶に向けた取組み

• アルコール検知器による点呼を確実に実施し、飲酒の有無を確認すること。
• 過去に飲酒運転の経歴を有するなど、飲酒傾向の強い運転者の指導を徹底すること。
• 飲酒運転とならないよう前日に飲酒したアルコールが、身体に残らないよう生活指導を徹底すること。
• 車内に酒類の持ち込みがないか定期的に調査すること。
• 乗務員に対する長距離運行時の飲酒運転防止について、指導教育を徹底すること。